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 医師からのメッセージ 大学院生・8年目

私は平成23年に大学を卒業し、阪大病院で2年間初期臨床研修を受けました。外科のトレーニングを受けている中で、呼吸器外科の面白さを感じ2年目に入局を決意しました。3年目以降は市中病院で外科修練を積み、6年目に帰局、7年目に大学院に進学し現在、基礎研究を行っています。

呼吸器外科に入局を決めた際には、正直言いますと迷いました。他科への興味もありました。しかし、ローテート中に肺の繊細さや手術のダイナミックさ、奥深さを知り呼吸器外科に興味を持ちました。また医局の先生方のアットホームな雰囲気と丁寧な指導、それに女性医師の先輩方が多いことが入局を後押ししました。いろいろと悩んで入局を決めましたが、現在はやりがいを感じ充実した日々を過ごしています。最近では、阪大呼吸器外科の女性医師の入局者が増えており大変嬉しく思っています。といっても、まだまだ女性医師が少ない領域で、手術など体力を要す機会が多いように思われていますが、非力な私でも問題なく過ごせています。

肺は生きていくのに必要不可欠な臓器の一つであり、高い専門性が求められます。手術は肺癌手術一つをとっても開胸手術や胸腔鏡手術、他臓器合併切除などの拡大手術から縮小手術など多彩で、扱う疾患も肺腫瘍、縦隔腫瘍、嚢胞性疾患、感染症、胸壁腫瘍、横隔膜疾患などと多様性に富んでいます。その分、学ぶことは多いですが、興味を持っている科で働いているということがモチベーションにつながっています。

呼吸器外科に少しでも興味がある方は是非一度見学にいらして下さい。皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。

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