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大阪大学医学部附属病院 呼吸器センター診療案内

2012年4月、大阪大学呼吸器センターが大阪大学医学部附属病院に開設されました。現在、多くの医療施設では、呼吸器病の中で内科的疾患は呼吸器内科で、外科的疾患は呼吸器外科で診療を行っていますが、疾患によっては内科・外科に放射線診断・治療科を併せた集学的な診断と治療が必要となることが少なくありません。大阪大学医学部附属病院では、患者本位の治療を行うためには、診療科を超えた密な連携が必要であるとの認識から呼吸器センターが設置されました。
  従来から、呼吸器内科・外科・放射線科による3科合同検討会において個々の患者さんに最適な治療方針を決めて参りましたが、入院病棟をひとつにすることで迅速かつ適確に診断から治療に移行できるようになりました。また、呼吸器疾患の患者さんに対する看護やリハビリテーションに関する教育を受け専門的な知識を持った看護師・理学療法士がともに診療にあたります。

呼吸器センターでは以下のような診療を行っています。

  • 肺がん:肺がん治療では、その進行度に応じて手術、化学療法、放射線治療の適応が決定されます。多くの患者さんには、これらを組み合わせた集学的な治療が必要になります。
  • びまん性肺疾患:画像診断、気管支鏡生検または胸腔鏡生検による病理診断を行い、治療方針を決定します。
  • 気胸:病状に応じて、安静、胸腔ドレナージ、胸腔鏡下手術などを行います。
  • 転移性肺腫瘍:他臓器悪性腫瘍の肺転移では、病状に応じて手術適応が決定されます。
  • 縦隔疾患:良性縦隔腫瘍には胸腔鏡下手術を行い、悪性縦隔腫瘍では化学療法や放射線治療を組み合わせた集学的治療を行います。また、重症筋無力症に対する胸腺摘出術では原則的に胸腔鏡下手術で行っています。
  • 肺移植関連疾患:呼吸不全を呈する肺疾患(間質性肺炎、肺気腫、肺高血圧症、肺リンパ脈管筋腫症、気管支拡張症など)の診断と肺移植適応評価を行っています。また、肺移植後患者さんの定期検査入院も行っています。
【特色】
気胸、早期肺がん、転移性肺腫瘍に対する外科治療は、胸腔鏡を用いた完全鏡視下手術を原則としています。根治性を担保しながら、患者さんの身体に優しい低侵襲手術を行っています。術後管理は、最新鋭の機器を装備した呼吸器センター回復室で行います。

胸腺腫や胸腺がんなどの縦隔腫瘍の治療経験は国内で最も多い施設のひとつです。進行症例では化学療法や放射線治療を含めた集学的治療が可能です。重症筋無力症の治療として確立された胸腺摘出術は胸腔鏡下に行うことを原則としています。

肺がんの病期診断は治療方針決定に最も重要な過程です。高性能の薄切CT検査、PET-CT検査やMRI検査などによる画像診断に加え、熟練した呼吸器内科による超音波気管支鏡リンパ節生検(EBUS-TBNA)または外科的縦隔鏡検査により、適確な病期診断に基づき最適の治療法を提供することが可能です。
肺癌に対しては、遺伝子変異の有無を調べ、進行度と組織型を考慮し、個々の患者さんに最適の個別化治療を提供します。また、多施設共同研究にも積極的に取り組んでおり、倫理審査を経たのち最先端の治療法をご提案することも可能です。

呼吸器内科・看護部・リハビリテーション部の合同呼吸リハビリ・チームによる周術期患者・慢性閉塞性肺疾患患者の呼吸リハビリを行っています。


【紹介時のお願い】
受診される場合は、現在、かかられている医院・病院からの紹介状とともに、当院の「保健医療福祉医療ネットワーク部」にご連絡いただき予約受診してください。

呼吸器センター長 奥村 明之進
呼吸器センター長  奥村 明之進
(呼吸器外科)
呼吸器センター長 奥村 明之進
副センター長  木島 貴志
(呼吸器内科)

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