
TOP > 一般外来の方 > 呼吸器外科の臨床研究 > hANPの肺および肺癌組織への影響
研究の意義:
現在、急性心不全の診断及び治療に関してナトリウム利尿ペプチドは大きな役割を果たしております。しかし呼吸器疾患に対する役割については、ほとんど解明されておりません。我々はこのナトリウム利尿ペプチドを、肺がんをはじめとする様々な呼吸器疾患に臨床応用しようと考えております。
研究の目的:
肺がんをはじめとした様々な呼吸器疾患に対して、心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)が有用かどうか評価することが本研究の目的です。
研究の方法:
手術のときに切除した組織のうち、診断等に使用した残りの余剰検体を用いて、組織中のナトリウム利尿ペプチドやその受容体及び血管内皮細胞増殖因子をはじめとした各種サイトカインの発現等などについて調べます。
研究の対象に該当する患者さんへ:
患者さまの外科切除材料の一部は検査のために外部の研究機関に移送されますが、個人情報を含めたプライバシーは厳守いたします。本研究に関わる費用は研究費でまかなわれますので患者さまにご負担いただくことはありません。ただし、手術・入院などの治療費は健康保険で認可されていますので通常診療の費用となります。ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合は、下記にご連絡ください。ただし、すでに発表済みなどで必ずしもご要望に沿えない場合もあることをご了承ください。
